上佳菜子 痛恨「跳びすぎ」 [スポーツ]
「あー、終わったな」。得点を目にした瞬間、女子の村上はがっくりとうなだれた。フリーでまさかの108.71点。表彰台を逃し、「絶対に行きたい」と有言実行を目指したファイナル進出も消えた。
SPとともに中国杯から大幅に変更したプログラム構成。完成度の未熟さを露呈したのは、後半の3連続ジャンプで犯した痛恨の跳びすぎ違反だった。
単発の3回転ループが2回転になっていたにもかかわらず、3連続でも予定通りに2回転ループを2回跳んだ。ルールで同じ種類の2回転は2回まで。ジャンプが失敗した場面の想定まで頭が回っておらず、得点源が0点になった。
女子の牽引(けんいん)役が期待されながら、万全の調整でシーズンを迎えられなかったことが影響しており、本人も「こんな失敗はしちゃいけない」と声を落とした。
GPの歴代ファイナルは、最多に並ぶ4度の優勝を誇る浅田真央をはじめ、荒川静香や安藤美姫、鈴木明子らが表彰台をにぎわせてきた。村上も4季前の初出場で3位だった。それが、今季は14季ぶりに日本女子が1人も出場できない。
20歳のエース候補は「この悔しさを次につなげるしかない」と悲壮感を漂わせて雪辱を誓う。ファイナルに4人が出場を決め、勢力図の塗り替えを仕掛けるロシア勢らを前に、足踏みをしている時間はない。
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SPとともに中国杯から大幅に変更したプログラム構成。完成度の未熟さを露呈したのは、後半の3連続ジャンプで犯した痛恨の跳びすぎ違反だった。
単発の3回転ループが2回転になっていたにもかかわらず、3連続でも予定通りに2回転ループを2回跳んだ。ルールで同じ種類の2回転は2回まで。ジャンプが失敗した場面の想定まで頭が回っておらず、得点源が0点になった。
女子の牽引(けんいん)役が期待されながら、万全の調整でシーズンを迎えられなかったことが影響しており、本人も「こんな失敗はしちゃいけない」と声を落とした。
GPの歴代ファイナルは、最多に並ぶ4度の優勝を誇る浅田真央をはじめ、荒川静香や安藤美姫、鈴木明子らが表彰台をにぎわせてきた。村上も4季前の初出場で3位だった。それが、今季は14季ぶりに日本女子が1人も出場できない。
20歳のエース候補は「この悔しさを次につなげるしかない」と悲壮感を漂わせて雪辱を誓う。ファイナルに4人が出場を決め、勢力図の塗り替えを仕掛けるロシア勢らを前に、足踏みをしている時間はない。
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