NHK杯男子SP 羽生は5位発進 [スポーツ]
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯は28日、大阪なみはやドームで開幕した。男子ショートプログラム(SP)に臨んだソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(19=ANA)は78・01点で5位。無良崇人(23=HIROTA)が自己ベストの86・28点で首位発進した。
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第3戦・中国杯で頭部、左太腿など5カ所を負傷した手負いのプリンスが、自力でのファイナル切符獲得を目指し、リンクに立った。
前日27日の公式練習では9度挑んだ得意の4回転トーループでわずか2度の成功。4回転サルコーは一度も決まらなかった。万全には程遠いコンディション。この日のSPは演技後半の4回転トーループを前半に移す“現実路線”を選択した。
最終11番目の演技。観客の熱視線が注がれる中、冒頭の4回転トーループで転倒、コンビネーションジャンプも決めることはできなかった。演技後、悔しそうな表情を浮かべた羽生。キスアンドクライで自らの得点を確認すると、何度もうなづく素振りをみせ、29日のフリーに気持ちを切り替えていた。
▼ファイナルへの道 GPシリーズは各大会ごとに1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…8位3点(アイスダンスは6位5点まで)と順位に応じたポイントが与えられる。出場2大会の合計ポイントの上位6選手が、最終戦のファイナルに進出。中国杯で2位に入った羽生は現在13点。NHK杯3位以内なら自力で進出、4位以下でも他の選手の成績次第で可能性がある。
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第3戦・中国杯で頭部、左太腿など5カ所を負傷した手負いのプリンスが、自力でのファイナル切符獲得を目指し、リンクに立った。
前日27日の公式練習では9度挑んだ得意の4回転トーループでわずか2度の成功。4回転サルコーは一度も決まらなかった。万全には程遠いコンディション。この日のSPは演技後半の4回転トーループを前半に移す“現実路線”を選択した。
最終11番目の演技。観客の熱視線が注がれる中、冒頭の4回転トーループで転倒、コンビネーションジャンプも決めることはできなかった。演技後、悔しそうな表情を浮かべた羽生。キスアンドクライで自らの得点を確認すると、何度もうなづく素振りをみせ、29日のフリーに気持ちを切り替えていた。
▼ファイナルへの道 GPシリーズは各大会ごとに1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…8位3点(アイスダンスは6位5点まで)と順位に応じたポイントが与えられる。出場2大会の合計ポイントの上位6選手が、最終戦のファイナルに進出。中国杯で2位に入った羽生は現在13点。NHK杯3位以内なら自力で進出、4位以下でも他の選手の成績次第で可能性がある。
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