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羽生 手術受けた腹部に炎症…初の世界国別対抗戦出場決定もまた逆風 [スポーツ]

 満身創痍(そうい)で今季最終戦に臨む。

6カ国で争うフィギュアスケートの世界国別対抗戦
(16日開幕、東京・国立代々木競技場)の日本代表が31日に発表され、


ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ゆづる、20=ANA)の初出場が決まった。

連覇を狙った世界選手権で銀メダルに終わった羽生は、

昨年末に手術を受けた腹部に新たなトラブルを抱えていることが判明。また逆風にさらされたが、世界ランク1位のエースとして日本に貢献する。



羽生 手術受けた腹部に炎症.JPG


 羽生が初めて世界国別対抗戦の舞台に立つ。12年は右足首捻挫で辞退、13年も左膝痛で代表から外れた。「いつも足が痛くて動けない状況だった」。同大会はキス&クライに必死に応援するチームメートが待つ。お祭りムードが色濃いため「僕は割と1人で閉じこもるタイプ。しっかり集中できるか不安」としながらも「やっている時は1人。引っ張っていけるような演技をしたい」と気合を入れた。今年も万全からは程遠い。世界選手権前に捻挫した右足首について「まだ足のことを考えないといけない。完全に治ったわけではないので」と説明。同箇所は3年前の剥離骨折も完治していない。全てのジャンプで着氷する右足の不安だけでなく、昨年末に「尿膜管遺残症」と診断され、手術を受けた腹部にも新たな問題が発生している。

 人生で初めてメスを入れ、へそ付近を4センチ切った。患部の縫合には人体内で自然に溶ける糸が使われたが、糸の一部が溶けずに体の外に出てしまい、付近が炎症を起こしているという。糸の摘出には簡単な手術が必要とみられ、国別対抗戦までの日数を考え再手術は回避。ジャンプの際に力を入れる腹部に炎症を抱えたまま国内で調整し、本番に臨むことになる。

 中国杯の激突事故などアクシデント続きだが、闘志は衰えない。世界選手権で銀メダルに終わり「悔しいイメージのまま終わるのは嫌だった。気持ちはあり余ってるくらい出ている」と出場理由を語る。国別対抗戦は09年に浅田真央が自身初の200点超えを達成し、12年は高橋大輔さんが生涯ベストの276・72点をマーク。羽生も完璧に舞えば、世界初の300点超えも可能だ。「自分が納得できる、みなさんが納得できる演技を目指して頑張りたい」。満身創痍でも、パーフェクトを追い求める。

 ▽世界国別対抗戦 国際連盟が主催する団体戦として09年に第1回大会が行われた。今大会には日本、ロシア、米国、カナダ、フランス、中国が出場。各国男女2選手ずつ、ペアとアイスダンスは1組が演技。各種目のSP、フリーの1位12点とし、順位に応じたポイントの合計で争う。得点は公認される。今大会を含め全て4月に東京で開催され、日本は12年に優勝している。


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