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朴大統領の独断的手法に批判 [政治]

韓国検察当局は10日、朴槿恵大統領の元側近で、

「陰の実力者」と取り沙汰されるチョン・ユンフェ氏が権力に介入した疑惑をめぐり、

チョン氏の事情聴取に乗り出す予定だ。ただ、朴大統領が全面否定したため、

捜査が制約を受けることが懸念されている。また、

与党内からも、大統領の閉鎖的なスタイルが疑惑の拡大を招いたとの批判が上がっている。


朴大統領の独断的手法に批判.JPG


 疑惑の核心は、チョン氏が元同僚の大統領府秘書官3人らと接触し、

高官人事に介入したというものだが、朴大統領は7日の与党との会合で

「情報紙レベルの話で国全体が揺らぐのは恥ずかしいことだ」と疑惑を一蹴。

チョン氏について「かなり前に離れた人物で、連絡も絶っている」と強調した。


 こうした発言に対し、「検察の捜査を縛るものだ」と批判が噴出した。

野党・新政治民主連合の文喜相・非常対策委員長は「検察にガイドラインを示して(疑惑を)

終わらせようとするなら、収拾がつかない状況になる」と警告。

政権寄りの韓国紙・中央日報も9日のコラムで「『事実無根』という捜査結果が出ても、額面通りに受け止めることが難しくなった。大統領自ら首を絞める行為と言わざるを得ない」と指摘した。
 一方、明白な根拠がないうわさに基づいた報道も多く、そもそもチョン氏が2007年に秘書を辞めた後の大統領との関係ははっきりしない。介入が事実としても、実際にどれほどの影響力があるのかも不透明だ。
 それでも疑惑が広がる背景には、少数の側近以外を信用せず、ほぼ独断で物事を決める大統領のスタイルがある。決定過程が不透明なことがうわさの余地を生んでいる形だ。


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