7世紀土器に「取ったら災い」 [ニュース]
奈良県明日香村の国史跡・名勝「飛鳥京跡苑池(えんち)」(7世紀)で、
「取ったら災いが起きる」という内容の警告文が刻まれた珍しい土器が見つかった。
警告の目的ははっきりしないが、泥棒よけや寺の権威を示すために刻んだ可能性がある。
11日から奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(同県橿原市)
で始まる特別展で一般公開される。
同博物館によると、昨年度の発掘調査で見つかり、
土器は口径12.3センチ、高さ3.1センチで7世紀末ごろに作られたらしい。
器の外側に「川原寺坏莫取若取事有者□□相而和豆良皮牟毛乃叙--」
(□は判読不能)などと刻まれていた。「川原寺の坏(つき)であるから取るな。
もし取ったら災いが起こるぞ」という内容で、漢字と万葉仮名で記されていた。
苑池は天皇の宮殿に付属する国内初の本格庭園で、
外交使節らをもてなしたと考えられる場所。川原寺は飛鳥川を挟んで西側にあった
飛鳥寺などと並ぶ重要な寺院。苑池からは寺の名前を墨書した土器が見つかっており、
宮殿とのつながりが深いとされている。
出典YAHOONEWS
展示は11月30日まで。月曜休館。午前9時から午後5時。大人800円、高校大学生450円、小中学生300円。問い合わせは同博物館
スポンサーリンク
スポンサーリンク
「取ったら災いが起きる」という内容の警告文が刻まれた珍しい土器が見つかった。
警告の目的ははっきりしないが、泥棒よけや寺の権威を示すために刻んだ可能性がある。
11日から奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(同県橿原市)
で始まる特別展で一般公開される。
同博物館によると、昨年度の発掘調査で見つかり、
土器は口径12.3センチ、高さ3.1センチで7世紀末ごろに作られたらしい。
器の外側に「川原寺坏莫取若取事有者□□相而和豆良皮牟毛乃叙--」
(□は判読不能)などと刻まれていた。「川原寺の坏(つき)であるから取るな。
もし取ったら災いが起こるぞ」という内容で、漢字と万葉仮名で記されていた。
苑池は天皇の宮殿に付属する国内初の本格庭園で、
外交使節らをもてなしたと考えられる場所。川原寺は飛鳥川を挟んで西側にあった
飛鳥寺などと並ぶ重要な寺院。苑池からは寺の名前を墨書した土器が見つかっており、
宮殿とのつながりが深いとされている。
出典YAHOONEWS
展示は11月30日まで。月曜休館。午前9時から午後5時。大人800円、高校大学生450円、小中学生300円。問い合わせは同博物館
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント 0